営業時間のご案内
屋外広告やスポーツ、応援など、懸垂幕(垂れ幕)、横断幕(応援幕)は様々な場面で利用されています。懸垂幕と横断幕は同じ幕ですが、基本的な定義としては”懸垂幕(垂れ幕)は縦に長く”、”横断幕(応援幕)は横に長い幕”の事を指します。
使用する素材、製法は同じです。スペース的に縦に大きく使える・高さのある場所であれば懸垂幕を使いますし、横に幅がある場所であれば横断幕を使用することが一般的です。
利用に適した場面や使用生地など、意外と知られていない懸垂幕・横断幕の違いについてと活用シーンについてご紹介いたします。
ショッピングモールや高層建築物、マンション等で、建物の壁面を利用し、屋上から吊り下げて使用されます。主に広告ツールとして用いられることが多く、商品・イベントの宣伝、催事やイベントの告知に多く利用されています。
学校では「祝 全国大会出場!」といった、お祝い、応援、激励用の懸垂幕も良く見られます。又、建築途中の建物の養生幕・足場幕として、店舗の装飾としても利用され、活用の幅は多岐にわたります。店舗の目印としても使われることもあります。
横断幕は、実際製作をご依頼頂くお客様は「チーム幕」としてご依頼が一番多いですが、横断幕を見る機会は主にスポーツ中継などを見ているときが多いかと思います。選手名や応援メッセージの記載された、スタンドやフェンスに掲げられている横に長い幕です。上記のようにスポーツ会場でよく見かけることから「応援幕」という呼び名でも知られています。
それ以外にも、イベント会場の装飾やゲート案内、ステージのバックスクリーン幕としてもよく使われています。横断幕は先述の通り横のスペースを有効活用できる場面に適していますので、ご使用環境により懸垂幕とどちらが適しているかお選びください。
懸垂幕(垂れ幕)は基本的に屋外利用が多く、サイズは設置環境により任意のサイズで製作すればよいのですが、横断幕を各競技場(野球・サッカー・競馬等)でご使用する際は、各団体の観戦ルールに則った掲出ルールが定められいますので、横断幕のサイズや生地素材、デザイン内容(文言)、設置場所の規定、事前の許可申請方法などは、作成の前に確認してください。
サイズによる価格は「横○○cm×縦○○cm」といった数字の縦横を入れ替えれば横断幕にも懸垂幕にもなる為、違いはありません。 使用する代表的な生地「トロマット」「ターポリン」「メッシュターポリン」により価格が変わります。 >>価格表はこちら
屋外常設用として利用される事が多い為「ターポリン」という生地がおすすめです。 ポリエステル系の繊維を合成樹脂フィルムで包んだビニール系素材で、雨や風にも強く耐久性が高いため、屋外での長期使用に最適です。建物の養生幕・足場幕では定番素材です。
ターポリンは、テントなどにも使われ、昨今ではバッグ素材としても人気です。裏面への透けもないので、布素材の生地(トロマット)と比べると発色が鮮やかです。ただし、厚手のビニール生地なので重量がある為折り畳みにも不向きという欠点もあります。
高層マンションなど、風の響を受けやすい環境下での設置は、生地表面にメッシュ状の穴が空いている「メッシュターポリン」をおすすめ致します。強風時の風への抵抗が軽減できます。デメリットとしては、近くで見た際に絵柄が視認し辛い為、高所の大型幕としてのご利用が多いです。
ターポリンには両面印刷が可能な「遮光ターポリン」もご用意可能ですので、お問合わせください。
横断幕は設置する場合は試合が終わったら取り外す、撮影時だけ使用するなど、短期でスポット的な利用が多い為、取り回しの利き易い「トロマット(ポリエステル地)」がおすすめです。強度とほど良い重さがあり、耐久性及びコシがあるので、横断幕・応援幕としてオススメです。
ターポリンと比較すると、軽量で、小さく折りたためるので、持ち運びや収納にも便利です。もし、折りじわが気になるようなら中低温の短時間でアイロンをかけることも可能で、洗濯する事も出来ます。長期の常設でなければ屋外利用でもご使用可能です。
ビニール素材のターポリンは、折りたたんでしまうと折り目部分のインク剥がれやすく、印字面同士が長時間接着した状態でくっ付きの原因となってしまうため、丸めて保管してください。弊社ではお送りする際、紙管にゆるく巻いた状態で梱包しお送りしております。
布素材のトロマットの場合は畳んで保管することが可能です。洗濯後は、直射日光を避け、風通しのいい場所で干してください(紫外線による色落ちを防止する為)